2007年9月16日日曜日

ディザスター・ムービー

どんな人でも、映画ジャンルで好みのものがあると思うのですが、私が好きな映画は「パニック・ムービー」という言葉でよく紹介されています。
(もちろんそれ以外にも好きな作品やジャンルはあるのですが)

ところが、まだ見たことのない「パニック・ムービー」を探すために検索すると、「ジョーズ」とか「アナコンダ」とか、「ダイハード」とかが出てきます。
これらの作品の良し悪しは別として、個人的嗜好と少しずれているのをずっと感じていました。

「個人(あるいは家族・友人などの身近な人間)が、今まさに発生している人命に関わる危機」
を取り扱った作品よりも
「全世界(もしくは広範な地域)において、近い将来壊滅的な打撃を受ける事が確実となっている中、個人的利害を超えて人々が悪戦苦闘する」
作品、の方が表現としてしっくりきます。

「ディープインパクト」とか「ゴジラ」とか、賛否両論あったリメイク版「日本沈没」とか、個人的には大好物だったりします。

なんとかこの辺りを的確に表現したジャンルはないものかと調べていると、近いものとして「ディザスタームービー」というキーワードを発見しました。

CinemaScape/POV:ディザスタームービー
http://cinema.intercritique.com/pov.cgi?id=3439

「災害」ってのがいまいちピンとこないのですが、私の嗜好とはかなり合致するジャンルです。
(ゴジラも一種の人災ですかね)

この辺でお勧め映画がありましたら、是非教えてくださいー。

ってな事を書きながら、最近一番感動した映画は「ライフ・イズ・ビューティフル」だったりします。

ライフ・イズ・ビューティフル
パイオニアLDC (2002/02/22)
売り上げランキング: 29865
おすすめ度の平均: 4.5
5 生涯、心に残り続けるであろう作品
4 どんなに過酷な人生でも、家族を命懸けで守り明るく希望を持って生きた男の物語
5 真の家族愛

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「アメリカ大好きドイツ人が作った、またもや『アメリカ万歳』な映画」と、かなりの偏見&色眼鏡をもってして観た、ローランド・エメリッヒ監督の『デイ・アフター・トゥモロー』は、想像よりはるかにおもしろかったです。
人間模様は、主人公二人の親子愛しか描かれていませんが、むしろ、中途半端に他の登場人物に手を出さないところに好感が持てました。
パニック・ムービーとしてもなかなかのレベルだったかと。
とかいいつつ、同じ監督作品である『インディペンデンス・デイ』も、わかっちゃいるんですが、結構好きだったり。
ツッコミどころ満載だし、『アメリカ最高!』ムード全開なあたりに「ハイ、ハイ。」と言いたくはなりますが、それでも衛星放送などで放映しているとつい観てしまうのは、テーマはおいといて、やはり映画そのものがよく出来ているからではないでしょうか?

tmiyai さんのコメント...

アメリカ人、好きですよねー、こういった映画。
なんかアメリカの危機ではなくって、世界の危機なんですよね。で、立ち向かってるのはアメリカ人ばっかりみたいな感じで。(インディペンデンスデイはちょっと違ったかな)
まぁ、臆面もなくこういう映画作り続けれるアメリカって国は、なんだかんだ言って好きなんですけどねー